院長ブログ

2011年3月26日 土曜日

奇跡の医学博士

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私の大学院医学研究科の同級生の 雪下岳彦 先生が 学位(医学博士 甲)を授与されました。
本日は学位授与式が行われました。
私は諸事情でどうしても出席できませんでしたが 4年間の大学院生活が本日で終了しました。

雪下岳彦先生は学生時代のラグビーの試合中の事故で重度の脊髄損傷を負われ車いすの生活をされています。

97年3月、順天堂医院ICUに入院しながらも卒業試験を受け、順天堂大学医学部を卒業され 医師国家試験に合格されました。
この間 1年4か月入院されています。

現在も上肢,下肢の機能がほとんど全て失われているにもかかわらず自分で口でくわえたスティックをご使用され パソコンを自由自在に操作され メールもされます。

今回の被災者の方々も多くの困難が待ち受けていますが、雪下先生のように身体機能の多くを失われても 前向きに 生き抜く心と姿勢をお持ちになればどんな 困難も克服できると思います。



いつも 満たされた生活でだらけている自分を恥ずかしく思い少しでも雪下先生に近づけるよう努力しようと考えています。


障害者の方々の苦難はご本人しかわかりません。
私の母もそうでした。

しかし、周りの支えで奇跡も起こる、不可能も可能となると信じていけます。

雪下岳彦 先生

ご卒業、学位授与 本当におめでとうございます。
先生と一緒に大学院で学べたこと 心から喜ぶとともに光栄に思います。
先生のご研究が今回の被災者の方々のストレスケアにも大きく役立つと思います。
今後ともご一緒に研究、お仕事できましたら幸いです。


  順天堂大学 大学院 医学研究科

             末武信宏

投稿者 さかえクリニック