LEDによる創傷治療
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LEDによる創傷治療
美容診療では大きな威力を発揮しているLEDデバイス「Gentle Wave」。
新しい理論「Photomodulation」による光特性を応用した治療デバイスがあります。
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Gentle Wave
Gentle Waveは、レーザーでもパルスライトでもない、発光ダイオード(LED)を用いたNarrow-Band光によるPhotomodulation※デバイスです。
(※Photomodulationとは、熱による作用ではなく、光の持つ特性を利用した施術です。)
プログラム化された特定の光を照射し、皮膚の再生を図ります。
すべての細胞の中にはエネルギーを作り出す発電所のようなミトコンドリアという器官があります。ミトコンドリアの膜は植物の光合成をおこなうチトクロムという分子に非常によく似た構造をしており、これがどうやら光を感じるアンテナのような役割をしているのです。このアンテナ分子がマクダニエル医師の発見した特殊な組み合わせを持つ光のシグナルを受けて、ミトコンドリアはスイッチが入ったようにエネルギー生産量を上げるのです。
これによってたくさんのエネルギーを得た細胞はどんどん元気になり、肌が活性化して、代謝が上がり、細胞がよく分裂し、コラーゲンが増えて創傷治癒も促進されるのです。
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開発に至るまでの研究
【① 前臨床試験】
培養した線維芽細胞に様々な波長やパルスの光を照射し、特定の波長とパルスによるPhotomodulationでコラーゲン合成の促進を確認。
【② 47人の患者へのパイロットスタディ】
47人の患者に様々なパラメーターで光を照射。前臨床試験(①)で一番結果が良かったパラメータを用いた患者において、もっとも良好な結果が得られた。
【③ 90人の患者への多施設試験】
90人の患者に①や②で効果の高かったパラメータをLED光照射。治療終了後の治療医の評価で、肌のキメ、ハリ、毛穴開大の改善、赤みの減少が確認された。また、10人の患者の組織病理検査結果では、真皮上層において、コラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカンの新規産生と、※※MMPの減少を確認。
美容皮膚科診療にアンチエイジングを目的として主に使用されるLED治療システムですが、創傷治癒促進の可能性も大きく欧米では創傷治療に臨床で使用されています。
当院でも現在、創傷治癒促進を目的として美容診療以外にも使用。
(※※MMP=酵素(コラゲナーゼ)の一種 )
国内での臨床試験は行われていませんが、今後は攻めの創傷治療にも一躍買うものと考えます。
今や、傷は創傷被覆材で覆い自己治癒を待つだけでなく積極的に創傷治癒を促進する化学的、物理的エネルギーを使用する時代になってきました。


