ラジオ波による蒸散直前後の状態

ホクロ除去の考え方と手技

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毎日、多くの患者様のほくろ除去のご相談を受けています。
ホクロは俗称ですが 母斑細胞母斑  色素性母斑という医学的名称のものがその多くを占めます。
しかし、中には、悪性の病変である基底細胞がんや有棘細胞がん、悪性黒色腫といった腫瘍も含まれています。
100%視診で診断することは困難で ダーモスコピー、経過の問診、丁寧な視診などで 確実に良性と診断できるものに限って除去を行います。
顔のような目立つ露出部位では極力、切除やくりぬき法といった外科的手技での除去は行いません。
悪性を疑った場合は、必ず切除を行い 病理組織検査で悪性の有無を診断します。

25年前は炭酸ガスレーザーをよく使用して除去していましたが、最近ではほとんど使用しなくなりました。
理由は。
・照射エネルギーや照射時間がオーバーになると色素存在以外の組織へのダメージが大きくなる
・施術後 肥厚性瘢痕になりやすい
・炭化したのか色素の残存かの判断が困難な場合がありオーバー照射するケースの可能性もあるためです。

レーザーと聴くと最先端のイメージがありますが 実は炭酸ガスレーザーはすでに30年も前からの治療法なのです。
その後ルビーレーザー、YAGレーザー、アレキサンドライトレーザーなどいろいろな媒体のレーザーが開発されてきました。
30年前、美容外科医として働き始めたころには炭酸ガスレーザーの素晴らしさに感動した覚えがあります。まさにSFの世界。

まるで宇宙戦争に出てくるような最強の武器を手にしたかのように…
自分で開業した26年前当時 当時の価格で800万円ほどの日本赤外線工業社の炭酸ガスレーザーを購入してほくろ除去に使用していました。
しかし、術後に白い瘢痕の残るケースがありました。当時の医療ではクレームも無く患者様は皆さん満足されていたと思いますが、自分の中では 完全にほくろが消えるわけではなく 黒色が白い瘢痕に置き換わり目立たなくなるだけだと少し疑問を持っていました。

しかし現在では、炭酸ガスレーザー治療は 決して最新の治療法ではありませんし、むしろ使用方法によっては少し遅れた治療法ともいえるかもしれません
当院では 最新式炭酸ガスレーザーシステム・フラクショナルレーザーシステムを導入していますがほくろ除去に使用することは少なく、ほくろ除去に限って言えば必要不可欠とは言えない機器です。

特に盛り上がったほくろ(色素性母斑、母斑細胞母斑)ではサージトロンというラジオ波照射するシステムでの除去が容易で確実に蒸散できオーバーリムーブを起こしにくく肥厚性瘢痕も 上唇や頬骨上を除いては発生しずらい 安全かつ確実な施術が可能です。
平坦なほくろはラビアンというツリウムという物質が媒体なフラクショナルレーザーシステムを使用して除去する場合もあります。

取り放題で比較的安価にホクロ除去を行われています施設ではどんなサイズ、種類、形状のほくろにおいても 同一条件で照射しているケースもありました。 オーバー照射となって醜い肥厚性瘢痕が顔中にできて悩まれています患者様のご相談が少なくありません。
ほくろ取り放題治療では丁寧な除去・ケアができているかの確認が必要です。

医師にとって短時間で手軽にさほど技術も不要な炭酸ガス(CO₂)レーザーによるほくろ除去で醜い傷跡が残ってしまうケースが少なくありません。

ほくろ除去は適切な診断と 適切な治療法  そして術後の創傷ケアがとても大切です。

当院では傷、傷跡のケア・治療の専門医療機関としましてほくろ除去後のケアに関しましても最大限の配慮を行っています。

当院は キズ・傷跡の専門サイトを運営します唯一の美容クリニックです。
https://www.sakae-clinic.com/wound/ 

ホクロ除去のご相談はお気軽に
contact@sakae-clinic.com
0120-566-680
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