顎形成治療の落とし穴

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皺形成を希望されてご来院されます患者様の中には、ヒアルロン酸注射だけで綺麗なオトガイ部が形成されると思われている方がほとんどです。
実は…
顎の形成は以前はシリコンプロテーゼ挿入術 でしたが現在の多くはヒアルロン酸注射で行われています。
https://www.sakae-clinic.com/petit/ago/

ヒアルロン酸注射の顎形成のメリットは

1:腫れがほとんど出ない
2:内出血のリスクも少ない
3:量の調整が容易
4:施術前後の痛みがほとんどない
5:感染のリスクがほとんどない
6:治療時間が短く患者の負担が少ない
7:もし過剰な形成が行われても元に戻すことが可能

とかなり多くのメリットがあり手軽に行われるようになりました。
また手技も容易で美容外科経験の少ない医師も安全に行えるという医師側のメリットもあります。
しかし、顎形成には大きな落とし穴もあり適応を選択しないとより不自然な顎になることもあります。

オトガイ筋が発達されている方は口を意識的に閉じて下唇が上へあがると いわゆる梅干しと呼ばれる形状のしわがオトガイ部に生じてしまいます。
美容外科医で経験がある医師はこの状態をしっかり把握してこの場合 ヒアルロン酸だけの注射を行ってしまうと 注入したヒアルロン酸が上へ持ち上がりかえって不自然に 顎がこぶのように見えてしまうことを知っています。
この状態の方は、必ずボトックスの注射を同時に行いオトガイ筋の過剰な動きを制限する必要があるのです。

私は必ず患者様のオトガイ筋の動きを見てボトックス注入の必要性とヒアルロン酸注入部位や量を正確に決定して治療を行っています。
プチ整形は簡単に思える技術、美容外科治療ですが、経験と細かい配慮が必要です。
プチ整形にヒアルロン酸注射は必須ですがその正しい適切な使用法は日々のトレーニングや研究が必要です。
当院では、ボトックスとヒアルロン酸注射のコンビネーション治療を適応を選択し実施して自然な仕上がりを提供できるように努めています。