わきが・多汗症治療の麻酔のリスク

わきが・多汗症治療の麻酔のリスク

1年前の今日、ブログでワキガ手術での死亡事故がなぜ起こったのかを解説していました。

最近では、ビューホット、ミラドライという 半永久的効果しか得られない治療法が大きくPRされて 何度も治療を受ける必要がでてきましたが・・・

 

ミラドライは特に長時間の治療となるため麻酔の濃度や量は多く使用される傾向になります。

リスクを考える必要がありますがどの医療機関も麻酔のリスクまで患者様へ説明を行っていないようです。

 

1年前のブログの内容がワキガ・多汗症治療を受けようと考えておられる方のご参考になれば幸いです。

 

 

2000年、某都内美容整形外科クリニックでワキガ治療手術を受けた女性が手術から12日後に死亡するということが起きました。

この死亡例は医師の麻酔ミスにより起こったケースであり、当時多くのメディアが報道しました。麻酔ミスをした医師は 医師としての経験も浅く 業務上過失致死で送検され医業停止3ヵ月の行政処分が下されました。

なぜ死亡事故が起きたのか?

手術の失敗ではなく 麻酔による問題で死亡事故が起こってしまったのです。、ワキガ手術に使用します 麻酔は局所麻酔で 塩酸リドカイン(キシロカイン)という麻酔は歯科などでも使用される麻酔で局所の手術などで一般的に使用されています。

キシロカインはほとんどの美容外科手術で幅広く使用されています。

しかし、塩酸リドカイン(キシロカイン)にアレルギー反応を起こすと、呼吸困難になったり血圧の低下などのショック症状を起こしてしまいます。

また規定量以上の麻酔を使用することでも、同じようにショック症状が出てしまいます。

いわゆるキシロカイン中毒です。

この死亡事故の原因もキシロカインを一気に大量に注射してしまったことが原因と想定され 医師のミスといえます。

 

手術は長時間かかることもあり高濃度のキシロカイン(2%もありうる)を使用するケースも少なくありません。

これは一般的には知られていませんが大変なリスクとなりえます。

 

ワキガの治療の場合 0.2% つまり通常の10分の一の濃度で十分に麻酔が効くことを知らない医師も少なくないのです。

 

できる限り 不要な麻酔を使用しない方が生体への悪影響、リスクは排除されます。

 

ワキガ手術で死亡  ではなく  ワキガ手術のための麻酔の過剰投与で死亡  が 本当の理由だと考えられます。

 

局所麻酔のリスクや問題点も 患者様へしっかり伝える必要があります。