傷痕の治療

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本日、知人のご紹介で傷痕の診療を行いました。
交通外傷により顔と首に瘢痕が目立った状態を気にされてのご来院でした。

傷痕は傷の治療よりはるかに 治療が困難です。

なかなか、良い結果がでません。

ファーストエイドがいかに大切か…

毎日のようにガーゼ交換をされて痛い思いをされていたようです。

現在では創傷後に毎日 ガーゼ交換を行うことはまずありません。
理由は、痛みが生じるだけではなく 明らかに傷の治癒を遅らせるためです。

消毒、ガーゼは当たり前でしたが いずれも創傷治癒を遅らせる原因となり 現在では行われなくなってきています。

かさぶたを形成させたり ガーゼで繰り返し創部へ刺激を与えると 瘢痕化し醜い傷痕が残る可能性が高くなります。

この場合は 肉芽が正常に形成されるように ウエットコンディションにして傷口を乾燥させないよう ガーゼではなく ハイドロコロイドなどの創傷被覆材を使用するといいですね。

しかし、残った傷痕には

1:ビタミンC誘導体導入

2:フラクショナルレーザーと成長因子導入 併用療法

3:ヒアルロン酸注入

が形成外科的手術に勝ることがあります。

いずれにしても 創は最初の初期治療が大切です。