自律神経機能検査

学位論文

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Evaluation of autonomic nervous system by heart rate
variability and differential count of leukocytes in
athletes

Nobuhiro Suetake1, Yukiko Morita, Daichi Suzuki, Keiko Lee1, Hiroyuki Kobayashi

HEALTHにアクセプトされました論文が10月号に掲載されます。
今後、医学の分野では再生医療以外に 自律神経機能が絶対に注目されると確信しています。

(Daichi Suzuki 鈴木大地医学博士はソウルオリンピックで金メダル獲得されました。)

実は、自律神経機能はアンチエイジング分野だけでなくスポーツ分野でも大きな注目を集めると思います。

すでにロシア科学アカデミーなど宇宙飛行士の身体能力開発に自律神経機能の重要性を研究し尽くしています。
ストレス耐性や能力開発に欠かせない分野です。

ハードの肉体を制御するソフトウエア 自律神経

心拍数の揺らぎ。心拍変動解析で周波数分析可能です。
つまり自律神経機能の定量評価が可能となります。

今回の研究論文では トップアスリートへ最大限の負荷を加えた状況を作った場合 どんな変化が自律神経に現れるかを検討しました。

そこで発見!!

ブレーキの役目をする副交感神経活動が上昇し これと同時にリンパ球比率が急増します。
交感神経活動は抑制され 顆粒球比率が低下します。

体の中で大きな変化が起こると自律神経と白血球分画が関係していることがわかりました。

これは、ストレスや手術など肉体的な負荷が過剰にかかると 免疫に大きく関係することを示すかもしれません。

また、鍛えぬいたトップアスリートは副交感神経機能が高いことがわかりました。
つまり F1マシーンのようにアクセルだけでなくブレーキ機能も高いレベルにあるということです。
これでトレーニングの方向性が決めることが可能となります。

アスリートを超人にするためには筋力や技術よりソフトウエア部分の自律神経機能を向上することが優先される日が来るかもしれません。