診療の一日

2日の休日から復帰。
今日は診療日でした。
昼は某映画俳優とランチ。
京都の映画撮影の帰りにクリニックへ立ち寄ってくれました。
今年は8本の映画に出演。
賞が取れそう・・・と期待しております。

午後から 再生医療として注目されています PRP療法の施術。
じつは、PRP療法は国内で数々のキットが販売されてメーカーにより効果のPRや基準がまちまちで過大広告ともとれる表現を行っているメーカーもあります。

白血液が含まれているからより効果的であるとの見解を出している医師もいれば、PRPへbFGFを添加して注射している医師もいます。

クリニックではスイスのREGEN社のキットを使用していますが、国内では評価が高く安全性もかなり確立されたものです。

この治療では国内では第一人者の久保田先生の見解をまとめてみました。

最近、白血球を含んだPRP療法と称したACRを行っている医療機関がありますが、まだ評価は確定していないというのが現状にも関わらず過剰なPR表現がとられています。
当院では、臨床症例も国内最多で副作用や治療効果には最も信頼できるRegen社製のキットを使用して治療を行っています。
また、安全性や効果も確定していないにも関わらずフィブラスト(科研製薬)と呼ばれるbFGF(線維芽細胞増殖因子)を混ぜ合わせて注入する手技を行っている医療機関があります。
フィブラストは創傷治療で用いられる医療材料でありスキンリジュビネーションでの使用は厚生労働省も認可しているわけでも確たるエビデンスがあるわけでもありません。
こういった医療行為は確定していない効果のみを追求し安全性を全く無視した医療であり信頼にとるものではないとの見解であります。
医療は安全と質が重視されますので評価やエビデンスに大きな問題を抱えた治療を過剰なPRで患者さまを集客する再生医療には疑問です。
次世代のすぐれたPRP療法を真面目に取り組む医師たちの妨げにならないことを祈っております。

私も同意しております。

エビデンスが極めて乏しくリスクがある治療をすぐれた治療としてPRすることには抵抗があります。

エビデンスが乏しくても有効と考える治療法も数多くありますが慎重に検討することがいいですね。

エビデンスは臨床現場では必ずしも勝りませんが、患者さまを間違った方向へ誘導するようなPR法には疑問です。

今後も盛んになると予想される ACR法、様々な議論が交わされそうです。