ボブスレーワールドカップ出場

ボブスレーワールドカップ出場

昔々・・・

トリノオリンピック 日本代表チャレンジということで 私が総監督&トレーナーを務めていました  さかえクリニック陸上競技部(SCTC)から 元陸上日本選手権大会 男子110mH準優勝の選手がセレクション受験し 見事 ワールドカップ日本代表に選出されました。

パイロットはベテランの鈴木選手で以前 コンディショニングを時々担当させていただきましたベテラン。

ブレーカーと呼ばれるそりを押す役目を私どもの陸上部の選手が担い なんと!全日本選手権大会優勝。

スパイラルという長野のオリンピックボブスレーコースで開催された全日本選手権大会に応援に行きました。

映画のような結果になり ワールドカップで世界ランキング20位以内のオリンピック出場権獲得を目指して世界中を転戦することになりました。

しかし・・・マイナー競技のため選手は無給、ボブスレー協会は遠征費の半分しか支給されず 自腹で遠征費の半分は選手負担することになりました。

食費やウエアなど他はすべて選手負担。

このため 所属チームの総監督で責任者であった私が全額負担しワールドカップ転戦となりました。

日本代表が自腹でオリンピック枠獲得するためにワールドカップへ???

誰がこの惨状を知っているのでしょうか?

スポーツやアスリートの光ばかり注目されますが メディアもなかなか 正確にこの現実を伝えてくれません。

やむなく 日本代表のそりは ソルトレイクオリンピックで使用したモデルで さかえクリニックのロゴを入れ  さかえクリニック号として 世界を転戦することになりました。

そりのことでも大きく話題になるボブスレーですが現実は選手生活や環境は極めて厳しいものです。

ブレードと呼ばれるそりの命の部分は海外勢は数千何円。そりを運搬したりブレードを磨く専属スタッフもチームで世界を転戦。

もちろん日本代表選手はすべて選手2人で・・・過酷でした。

氷上のF1と呼ばれるボブスレー  海外はスイス銀行がスポンサーになったり世界的な企業がバックアップして数億円の資金を投じてそりを開発制作にあたっています。

古いモデルでF1で勝てないように 当時は日本代表には勝ち目はありませんでした。

ぜひ、こういった選手の現状やスポーツを取り巻く環境を理解していただける方が増えることを望んでいます。