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肝斑という女性特有のシミのご相談が増えています。
ここ数年前までは治療法が、内服薬と外用薬しかありませんでした。 数年前に レーザートーニングという技術が開発され YAGレーザーの光を皮膚へフラットに照射する技術で 肝斑の治療が可能となりました。画期的なことです。このシステムはなぜか?あまり普及していませんがその効果は絶大。YAGレーザーにより角質も蒸散してピーリング効果も大きい治療法です。
現在では 効果がとても悪い ケミカルピーリングは行わなくなりました。 痛みや肌へのダメージの割には得られる効果が大変少ないというのがその理由です。 私も15年前からケミカルピーリングを行ってきましたが5年ほど前から 中止しました。 当時はレーザー機器も未熟でケミカルピーリングの意義は大きかったのですが、医学や医療機器の進歩とともに 古い医療行為になってしまいました。携帯電話が急速に進歩して公衆電話がなくなってきたのと似ていますね。